戦争へ。

みんな気づいているかな。防衛費、何のために。米国の言いなりの歴史。この国はすでに戦争への準備をしています。岸田さんの最近の迷走と発言をよく読んでください。後悔してからでは遅いけど個人に止める手段は無いよね。どうしたら良いのか。

 またくだらない戦争か。何回やれば人間は気づいていくの。この国の政治家にお願いします。まだ引き返せるから。本当は国境が無くなり、みんなが自分だけ良ければ良いと思わなければ国境も戦争も無くなるのに。

 子供達を守る為に。個人は毎日の生活や国の誤魔化しで気づいていけないけど確実に戦争に向け準備しています。圧力が米国からかかり、日本は断れません。みんな、何とかしないと。

 

人に優しくしないと!。

人に優しくしないと後悔するね!。それは人に優しくする事が自己満足かもしれないけれど人が弱っている時、泣いている時、踏みつけられている時、知らないふりをするか優しくなれるか、更に叩くのか。誰かに優しくしないで後悔する事たくさんあった。人間はどうせ最後はみんな死ぬのだから人を蹴飛ばし良い思いをしても最後は一緒、だったら優しくした方がこの国の次世代にその遺伝子は残るよ。昨日、闇金の映画を一日中見てた。インフルエンザAになって家に引き篭もりだから。辛い気持ち、痛い気持ちになり、何で、人は、、、って思った。闇金してまで、、、。人間の底辺と人が人を喰う嫌な気持ちになってた。みんなが、、!。

 

 

この国の正義。

今、この国に正義はある。正義とは権力も金も恐れず正しいことを言える事。そこには損得は有ってはならない。泣いている人、踏みつけられている人、搾取されている人、いじめもそう、人間のいる所には必ず哀しい人が出てしまう。人間もただの生き物。犬や猫、動物と変わらない。ただ、哀しいかな、それとも素晴らしいのか、他の生物よりも感情と脳が発達し過ぎて、欲に縛られる。生物は食う、後尾する、このくらいの欲で済むけど、人の欲の多さはそれを知ってしまった禁断の果実、幸せなのか不幸なのか。

 この国を自分の子供達に残す為に、指導者の方達、もう少し考えてください。天下りは全ていりません。暴力団もいりません。税金は取ってください、でも天下り団体は本当に全ていりません。そこに使わず、親がいない子供や子供達の教育、この国を幸せにするためだけに使ってください。今年こそはそんな政治家を待っています。

 本当は国境が全て無くなればある程度の問題は片付くけどそれは地球が存在している時間でも間に合わない。せめて、ね!。

私の本当。

私は長く裏社会にいました。組織にいました。人間の清く綺麗な事も、ただの綺麗事も、醜い事も見てきました。今年二月、私の親分が無期懲役の中、獄死しました。泣きました。一人で。その人の近く、長く居て、その人の綺麗な所も汚い所も人間臭い所も全て、全て清濁飲んだ人でした。

 一人残された姐さんはお金は有り我儘な人です。分裂から組織は崩壊し、二百人からいた人間はばらばらになり、姐さんは一人ぼっちで、誰も連絡も面倒もみません。

 私は今、週に一回ですが姐さんの所に行き、買い物に連れて行き、病院に連れて行き、いろいろな使い走りをしています。姐さんに気持ち、忠誠心はありません。姐さんは親分の姐さんなので最大限の礼儀を尽くす人で忠誠心はありません。ただ親分が「おっかあの事頼むな。」その言葉が私を男にしてくれ、組長にしてくれ、養子にしてくれた親分のその言葉が、親分が死んで誰も姐さんの事をしなかったら親分が漫画になってしまう。そう思い、姐さんの所に今日も行って使い走りをしてきました。

 親分を無期懲役にして、獄死させたのは私ら組員のせいです。私は分裂後、色んな組織から誘われたけど、養子にまでなった私が他の組織に行ったと獄中の親分が聞いたら哀しむと思い、真面目に仕事をする道を選びました。

 今日、姐さんから親分の使っていた財布を頂きました。私の現役の時の名刺が一枚入っていました。姐さんも驚いていました。二百人の下がいた親分が私の名刺を。涙が出て一人、今日は親分の事を想っていました。私の極道の過去は別に隠していませんが、言う必要も無い事で、ここでは書かないつもりでしたが書きます。

 親父、ありがとうございました。

御礼。

小説、蝉日記。長く読んで頂きありがとうございます。この話しは私の住んでる小さな街で、長く私が生きてきた裏社会で真実にあった話しをつなげた話しです。踏みつけられた体験のある人、痛みを知っている人に届けば嬉しいです。これからも声は発信します。小説蝉日記も読んでくれた人がまわりに伝えてくださると幸せです。これからも宜しくお願いします。

蝉日記。 壊れても今でも想ってるから。四十九!。

続けて僕は叫んだ。「何で今まで来てくれなかったんだよ。手紙も面会も、、、。何かあったのかと心配して、不安で、心配して気が狂いそうだったよ。何で、、、。」

 「別に何も無かったよ。変わった事は。」女の子は普通に言う。僕は叫んだ。「どういう気持ちなんだよ。」その僕の言葉を聞いて、女の子の返してくれた言葉は、「わかんない、、、。」

 信じられなかった。

いや、気持ちの奥で予想してたけど、信じたくない答えだった。もしかしたら僕よりもあの冴えないやつの方を選んだのかって疑った。あいつと一緒になるのかって。

 「あいつのが、あの変なやつのが良いのか。」

 「何言ってんの。あの人は街から消えたみたい。一回も会ってないよ。」

 「だったら何で、、、。三年、三年待っててくれるよね。絶対待っててくれるだろ。」

 女の子は無表情で通してた顔を、この面会室に入って初めて変えた。それは作り笑いだった。そしてその作り笑いをしながら一言、

 「考えとくね。」

 そう言い残して出ていった。'考えとくね'って何だよ、何なんだよ。僕は怒りと哀しみで自分を見失いそうになる。

 次の日、僕の懲役刑が確定した。そのうち少年刑務所にでも送られるんだろう。 

 馬鹿野郎、僕はあの街で誰もが認める一番の不良だよ。あんな女の子、いらないよ。そう考えようとしても、思い込もうとしても、そうなれない。思えない。人間って弱いな。いや、僕が弱いんだ。情け無い。未練がましい。だめな男だね。

 世界中に女なんて腐る程いるじゃないか。星の数程、女なんているじゃないか。あの女の子より素敵な女、きっといるよ。そう考える裏で星の数程いる女の中で、あの女の子はこの世に一人しかいないんだって想う自分がいる。

 女の子のこと、恨んだり、憎んでみたりもする。もう忘れようとも思う。それでも僕は、やはりあの女の子との思い出に救われている。

 こんな裏切りされても、裏切られても鉄格子の中、女の子の事想うと何度でも何度でも何度でも幸せになれた。

 さぼてんの花を枯らしてしまった影を僕にも見せつけて、去っていったけれど。

 だめだって言われるやつ、淋しくて何でも駄目だって決めるんだ、全てが駄目に見える。あの冴えない男も社会から駄目だって言われてただろうな。そして女の子も世の中から駄目だって言われてた。僕も街から、社会から世の中から駄目だって言われた人間だ。同じ人種、同じ駄目なやつ、同じ駄目な三人、何してたんだろう。何だったんだろう。

 まにあわない。懲役三年の実刑だから、多分僕はあの女の子にまにあわない。いや、、、本当は違う。三年の実刑だからとかではなくて、、、。

 嘘だって気づき始めたのは、さぼてんが枯れてから、、、消えてから。

 でもね、女の子との想い出想うと鉄格子の中、何度でも何度でも何度でも救われた。幸せになれる。しぶといからね、どんなに逆境でも何とかやっていける。

 女の子、僕のせいで夢も覚めたって本当か。ばかみたい、僕の方が夢も覚めたよ。

 だけど、いつか、あの女の子が'良いね'って言ってくれた僕の匂いを取り戻したい。懲役三年の実刑だから、僕はあの女の子にまにあわない。そういう事にしておくよ。

 僕は自暴自棄だった頃の自分に戻っていくのが自分でも解る。だけど止める心が動かない。 

 僕は出所したらどうするんだろう、どうなるんだろう。暴力団、やくざにでもなってしまうか。それも良いな。   弱い、弱いよね、本当に弱い。

 人間は本当は優しいはずだった。想えばそれは予定された雨だった。こんなに汚れたままで明日も彷徨う。普通の生活はそれはいらない。自爆したい。吐き気がするけど、吐いてしまえば楽だけど、吐いてしまうのは許されない。

 人間は本当は優しいはずだった。人間は本当は優しいはずだろ、そう信じたい。

 女の子、さようなら。もう二度と会ってやらないよ。

 僕は鉄格子の少年刑務所に送られた。

     完結。

蝉日記。 それでも幸せになってね。四十ハ!。

でも狭い独居房、鉄格子の中、壁の中、女の子との思い出で救われた事何度もある。心が折れてしまいそうな時。夜中でも昼間でも気が狂いそうになる時がある。淋しくて気がふれそうになる。そんな時女の子との一つ一つの思い出が、女の子への想いが救ってくれた。

 苦しい時、辛い時、痛い時、何度でも何度でも何度でも女の子を想った。人間って結構、強いよね、人間って希望があって思い出があるから生きていけるって言うのは本当なんだって思った。感じた。

 傷害罪で求刑四年だって。

 弁護士はいくら黙秘の部分ばかりと言っても、成人初犯で傷害罪でこの求刑は、四年の懲役刑求刑はあまりにも常識外れだ、検事は狂っていると言っていた。僕は本当にどうでも良かった。他人事の様な気さえした。女の子はまだ来ない。その方が大きな罰だった。

 懲役三年。未決日数通算七十日。執行猶予は無しの実刑判決だった。初犯で傷害で求刑は四年。執行猶予もつかずの実刑。弁護士はそれらの事に、自分事の様に怒ってくれるふりをしてくれた。控訴しようとも言ってきた。僕はもう、どうでも良い。控訴もめんどうくさい、しないと言っていた。弁護士も自分自身の弁護士としての顔が潰れたから、親から金、たくさん取ってる私選の弁護士だから言ってるだけだし、女の子に捨てられた今、別に刑務所に送られる事に何とも思わない。

 判決の日から十四日間で刑が確定するという。僕は静かに確定の日を待っていた。

 明日、確定するという日になって面会を告げに職員が来た。親でも面会に来たのかと思って面会人の名前を聞いた。

 女の子だった。僕は嬉しさと怒りが、最高になった。どうして今まで、、、。

 面会室に行くまでの間、会ったなら、顔見たなら、今まで放置してた事怒ってやる、でも嬉しくて怒れないだろうな、何を話そうか、など色んなことを考え考え考え、でも考えはまとまらない。そして面会室に着いてしまって面会室に入った。

 居た。本当に女の子が居た。逮捕されたあの日から随分経つのに変わらない女の子がいた。涙が出そうになった。まだ涙なんか出るのかよって思った。

 「今まで、何で来なかったんだよ、元気か、元気なのか、どうして今まで、、、何かあったのか。」僕は一息にそれだけの言葉が口から出た。女の子に対して怒ってるのと心配してるのが混ざった様な言葉だった。

 女の子はなぜか静かだった。「別に、何も無いよ。変わってない。あの部屋ね、二人で住んでた部屋、君の親に言って解約しといたから。私の荷物は全て出したよ。君の物は、君の親がどうにかするって。私一人では家賃とか払えないし、一人で住んでても仕方ないしね。明日くらい刑、確定するんでしょ。最後だから会いに来たの。」何もなかったかの様に言う。

 「何、言ってんだよ、部屋とか荷物とかそんな事どうでもよいだろう。そんな事話しに来たのかよ。そんな事話しに来たんじゃないだろう、違うだろ、もっと別に話すことあるじゃないか。」

 僕は本心は女の子が部屋は解約し荷物を出した事に、二人の思い出と二人の城が崩れていくのを感じて心が締め付けられた気がした。